【共テ入試特待者が語る】私立志望者は共通テストにこそ力を注ぐべき

どうもこんにちは。

今回は、大学受験が控えているけれども、あまり勉強が得意ではなくて困っている人に向けて受験の戦略をお伝えしていく。この文章は私立大学を目指している人に向けた内容だ。国公立大学に関する記事は、次回書こうと思う。

私のプロフィールを簡単に紹介すると、今現在大学2年生。現役では東京理科大学経営学部に共通テスト利用入試で特待として合格、入学するものの大学生活がつまらなくて再受験を決意。仮面浪人として大学の単位を取りつつ大学受験をして、神戸大に合格。

なぜ共通テストに全振りするのか?

共通テスト利用型の方が戦略的に合格しやすいから。

ほとんどの私立大学には、共通テスト利用型と独自試験型の2種類の受験方法がある。

  • 共通テスト利用型:共通テストの点数で合否が決まる方式。
  • 独自試験型:共通テストの点数に関係なく、それぞれの大学が独自に作成した入試問題の点数で合否が決まる方式。

傾向が決まっている

共通テストの特徴として、問題の傾向がほぼ予想できる点が挙げられるだろう。独自試験は前年から傾向がガラリと変わる可能性があるが、共通テストはほとんど変わらないため、対策が容易なのもおすすめポイント。

学習指導要領の変更により2025年度入試から共通テストの科目も変わるため、傾向も変わってしまうのではと考える人もいるだろう。しかし、変わるのは科目の名前であり、内容に大幅な変更はないので過去問を解くことで十分対策可能である。

共通テスト対策だけすれば良い

読者の皆さんも第一志望の大学があると思うが、その大学(専願)だけを受けるという人はほとんどいないだろう。第二志望、第三志望といくつか他の大学も受けるはず。独自試験を受ける場合、受ける大学が増えるほど独自試験の対策もしなければならず、その分第一志望の大学への対策時間が減ってしまう。しかし、共通テスト利用型に集中するなら、共通テストの勉強をすることで第一志望、第二志望、第三志望の対策にもなり、一石二、三鳥なのだ。

リカバリーがきく

もし共通テストがうまくいかなかったとしても、まだ独自試験がある。共通テストが終わっても1か月ほどあるので、対策すればまだ間に合う。共通テスト対策をしっかり行っていれば基本が身についているはずなので、1か月過去問を研究し対策すれば十分に合格ラインに達することが可能。したがって、共通テストが終わるまでは共通テストのことだけを考え、もしうまくいかなかったら独自試験の勉強に切り替えるのがベスト。

独自試験に集中して対策する場合、独自試験が不合格だったらそれで終わってしまう。しかし共通テストの方が日程が早いので、共通テスト→独自試験の順番で勉強するほうが2回チャンスがあり、そちらのほうが有利。

いつから共通テスト対策始めればいい?

基本的に11月に入ったら意識し始め、12月から本格的に過去問を解き始めるのが一般的ですが、10月から意識し始め、11月に入ったら共通テスト対策に100%の勉強時間を費やすことをお勧めする。もちろん共通テスト対策の内容は独自試験にも役立つので、全く無駄になるわけではない。したがって周りはまだ共通テスト対策をしていなくても気にせず自分のペースで取り組むのが吉だ。

ちなみに、私は国公立も受験したので私立志望の人よりも多い科目数を勉強しなければならなかったのですが、11月上旬から共通テスト対策に全振りして共通テストには間に合った(独自試験には後述のとおり精神面が未熟で間に合わなかったが、、、)のでスケジュールは問題ない。

私の経験談

私は、都内の私立大学である東京理科大学経営学部の共通テスト利用入試に特待生として合格した。つまり、共通テスト利用方式の合格者の中でもかなり良い点数を取ったということ。しかし、そんな私でも同じ大学学部の独自試験型方式では不合格。補欠でもない。

これを聞くと、共通テストと独自試験の点数は全く関係ないのではないかと思うかもしれない。しかし、独自試験に落ちた理由は明確だ。共通テスト利用で合格したことで調子に乗り、あまり勉強せず気が緩んでいたから。共通テスト利用入試の合格発表は2月中旬だったため、共通テストが終わってから合否が分かるまで1か月ほどあったが、共通テストリサーチで私は3位だったため、合格、そして特待も確実だと安心していた。

東京理科大学は私の第一志望の大学ではなかったのになぜ調子に乗ったのかと言われると、初めての合格で舞い上がってしまい、浪人しなくて済むと思い勉強のモチベーションが下がってしまったのだ。(その後、仮面浪人という形で浪人したが、、、)。共通テスト後の直前期は皆これまで以上に本気で勉強している時期なのに、そんな時期に勉強していない人は受かるはずもない。受験は厳しい競争だ。したがって、皆は共通テストの結果が良かろうと悪かろうと、その結果に一喜一憂せず淡々と勉強に取り組むことが大事。そうすれば私のような結果にはならないはずだ。

まとめ

共通テスト利用型の受験を選んで、共通テストの勉強に集中しよう。共通テストの結果が良くなくても、その後に独自試験の勉強をすればもう一度チャンスがある。共通テストの対策を早期から行い、最後まで勉強を続ければ合格する可能性が高くなる。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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