どうも、こんにちは。
今回は仮面浪人を経験した私・ぼらなすがそもそも仮面浪人とは何なのか、メリットとデメリットを紹介していく。
そもそも仮面浪人とは?
仮面浪人の定義
大学に通いながら、他の大学進学を目指して大学受験の勉強をしていること。
大学生という”仮面”をかぶっているが、その実態は浪人生、ということだ。
注意してほしいのが、大学を休学している人は仮面浪人ではない。ただの浪人生だ。大学を休学しているのだから、被る仮面がない。
仮面浪人の目的
仮面浪人をする目的は主に以下の二つ。
仮面先の大学から脱出するため
1つ目は、仮面先の大学から抜け出すため。仮面先の授業がつまらない、人間関係がうまくいかないというネガティブな理由で仮面浪人するパターン。私の体感ではこちらのほうが割合が多いように思う。
理想の大学に入るため
2つ目は、理想の大学に入るため。例えば第一志望は落ちてしまい、第二志望の大学に通っているものの不満を抱えている人が再度第一志望をめざして仮面浪人する、というポジティブな理由で仮面浪人するパターン。
仮面浪人のメリット
第一志望の大学に集中できる
滑り止めの大学を受ける必要がない。なぜならその仮面先が滑り止めであるからだ。
よって第一志望の大学に絞って対策できる。
仮面先という保険がある?
先にも述べたとおり、仮面先が滑り止め、つまり保険の役割がある。通常の浪人生は全落ちしたらまた浪人する必要があるが、仮面浪人生は落ちても仮面先があるため、精神的にリラックスして受験勉強することができる?
仮面浪人のデメリット
社会的孤立
周りの大学生はみな受験から解放されており、学問を学んだり、友達と遊んだり、サークル活動に精を出したり、女の子に精子を出したり、彼女彼氏と遊んだりといった大学生活を存分に楽しんでいることだろう。つまり大学はキラキラした人間が蠢く場所なのだ。しかし仮面浪人をしている人は遊ぶ暇などなく、日々の大学の授業に出席しながら、隙間時間を使って受験勉強を行っている。授業が終われば図書館やカフェに移動して勉強し、夜遅くまで問題集を解く生活が続くため孤立しがちだ。大学の友人と話題が合わず、疎外感を感じることもあるだろう。
大学の勉強との両立
先に述べたように、仮面浪人をするということは大学の勉強も並行して行うということである。よって、大学の試験が近づいてきたり課題が重い授業があったりすると思うように大学受験の勉強ができないと時がある。
経済的負担
大学の入学金や授業料を支払う必要があるため、経済的負担が大きくなってしまう。また、参考書や模試の費用などの追加の教育費もかかるため、家族の経済的サポートが必要になることがある。
仮面先がある
メリット2つ目と言っていることが矛盾していない?と思った人。そしてメリット2つ目で「?」マークがついていることに疑問を覚えた人。これから説明する。
まず仮面先の大学というセーフティーネットがあるからリラックスして勉強できるとメリットで話したが、これは大間違い。仮面先で満足していないから仮面浪人しているのであって、「落ちても仮面先あるから~」などと考える甘い気持ちの奴は仮面浪人生にはいないと思うし、いたとしても絶対に受からない。
さらに受験勉強を頑張れば頑張るほど、仮面先でのつながりが切れていく。友達がいたとしてもいなくなるだろうし、サークルもやめるだろう。よって、受験に失敗し仮面先に戻るということは、友達0、所属サークルなし、周りはもうグループが出来ている。私は独りぼっち。とまあこんな感じで、全くリラックスできるような状況ではなくなっている。そこには仮面先に戻らなければいけないかもしれないという恐怖感がある。私はこれが一番つらかった。
まとめ
みてもらえればわかる通り、仮面浪人はデメリットのほうが断然大きい。それでも仮面先を脱出したいという強い意志と茨の道を進み続ける覚悟がある人のみが仮面浪人で合格できるだろう。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
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